« 「王様の本」の営業停止と岩波文庫の徳田秋声 | トップページ | 行列のできるたこ焼き屋と律速段階 »

2007年4月22日 (日)

城下町金沢の選挙投票所と災害時避難場所

今日(4月22日)と先々週の日曜(4月8日)、選挙の投票のために校区内の小学校に出かけた。金沢市立弥生小学校である。先々週は天気が良かったので歩いていき、今日は雨が降っていたので自家用車で出かけた。校区内の小学校に出かけるのは先々週がはじめてだったが、ちょうどそのときは桜が満開で、春らしいいい雰囲気だった。

金沢は江戸時代に栄えた城下町であり、戦災にもあっていないので、昔からの町並みを多く残している。敵が城を攻めにくいように、道を迷路状に錯綜させてわかりにくく設計したといい、一部の地域は今でもわかりにくい迷路状の細い路地のままである。

■ わかりにくい投票所

Yayoimap1_1投票所の弥生小学校も迷路状に錯綜した路地のどまんなかにあった。金沢市選挙管理委員会から届いた投票券の地図は左のような簡略化されたものである。この投票券の略図を見て、弥生小学校にたどりつくのは至難の技であった・・・。私は決して地図が読めないわけではないが、それらしき校舎が見えても、どの道から入ればよいのかさっぱりわからなかったのである。

Yayoimap2 実際の弥生小学校の位置はMapfanから引用した左図の通りで、この地図でもかなり迷うが、校門は北側の路地にあった。校区内の小学校の位置を知らない人は少なくないのだから、もう少しわかりやすい地図を載せられないものかと思う。以前はもう少しまともな地図が載っていたように思うが、パソコンで印刷した略図になってから著しくわかりにくくなった。

■ 災害時避難場所がこれで大丈夫なのか?

さらに驚いたことにこの金沢市立弥生小学校、災害時の避難場所に指定されているのである。歩いていると道々に災害時避難場所「弥生小学校」の看板が出ていた。細い路地の奥にあるのにである。路地の奥に小学校があること自体、防災面で不安感をもつが、これが災害時避難場所とは・・・。

上のMapfanの地図では、小学校付近の様子がつかみにくいが、北側の校門がある道は幅わずか3メートル程度の細い一方通行の路地である。西に隣接する泉中学校までは幅6メートルほどの比較的余裕のある道路でアクセスできるが、小学校へはこの奥に本当に小学校があるのかと不安感をもつほどの細い路地を入っていく

どうして小学校建設時にセットバックして、アクセス道路を広げなかったのだろうか。このような細い路地では緊急災害時に消防車、災害復旧用車両、自衛隊車両のアクセスが難しく、支障をきたすはずである。

災害時の避難場所となる最低条件として、一般家屋よりも災害にあいにくいこと、アクセス道路が寸断されにくいこと、緊急の大型車両が入れることなどが挙げられると思う。災害時避難場所弥生小学校はアクセス道路が簡単に寸断されて、緊急車両がスムーズに行き来できないと懸念される。大震災が予想されている東京に比べると防災意識が低いのかも知れないが、もう少し工夫して欲しいものである。

|

« 「王様の本」の営業停止と岩波文庫の徳田秋声 | トップページ | 行列のできるたこ焼き屋と律速段階 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/187788/14810123

この記事へのトラックバック一覧です: 城下町金沢の選挙投票所と災害時避難場所:

« 「王様の本」の営業停止と岩波文庫の徳田秋声 | トップページ | 行列のできるたこ焼き屋と律速段階 »