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2007年12月 5日 (水)

ホットスターラーを修理しようとして断念した話

ホットプレートとスターラー(磁石を用いて攪拌する装置)が一緒になった装置、いわゆるホットスターラーが壊れた。ホットプレートのスイッチを入れても、加熱されないのである。ヒューズが切れているわけでもない。

テスター片手に、分解して、調べてみた。注 真似して感電しないようにしてください

ヒーター部分(発熱体)の抵抗は23オームを示し、ヒーターは断線していないことがわかった。(100Vをかければ、流れる電流は約4.5アンペアだから、発熱は4.5×100=450ワットである。仕様通り450Wとなることを見て、妙に納得した)

スイッチを入れ、テスターをあちこちに当てて電圧を測ってみた。スイッチを入れても、発熱体の両端には、電圧がかかっていない。スイッチの両端には100ボルトが発生していたので、順番にたどっていくと、原因がわかった。

Dvc00008プレートの裏の位置に、妙な素子がへばりつくように、設置してあり、この素子が絶縁化しているために、ヒーターに電圧がかからないのであった。この素子はヒーターと直列につながっていたのだが、スイッチを入れた状態で、この素子の両端の電位差を測ると100ボルトであった。ヒーターが温まるはずはなかった。

Dvc00009設置されている位置から推測して、おそらくこれは温度の過昇を防ぐためのサーミスタである。125℃と記してあったから、プラスチックの裏が125℃になったら、電気抵抗が増えて、流れる電流を抑制する仕掛けだったのだろう。

このホットスターラーは旧式の物なので(パソリナCT-3H)、温度制御はできない。しかし、安全のため、下部のプラスチックが融ける程の高温になったら、ヒーターを止める機構は必要だろう。

壊れたのは、このサーミスタが劣化して、絶縁体になったまま、戻らなくなったためのようである。

それで、電話して、部品だけを売ってくれと頼んだが断られてしまった。修理で対応しますという返事である。

部品ならおそらく数百円だが、修理になると色々なコストがプラスされて、おそらく数千円になるだろう。

サーミスタだけ、どこかで買ってきて交換しても良いのだが、7年間も使ったし、他の部分の劣化も進んでいるので、結局、新しいホットスターラーを買うことにしたのであった。

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