« 2008年は「ドラえもん」でタイムマシンが発明された年 | トップページ | JR東日本が東京駅で「発電床」の実験 -実用性は・・・? »

2008年1月11日 (金)

イソジンうがい薬(褐色)+麦茶→紫色の理由

風邪の季節である。

麦茶を入れていたコップを洗わずに水を入れ、イソジンのうがい薬を2、3滴入れたら、色が変わって、黒っぽい紫色になってしまった。

イソジンのうがい薬の原液は褐色で、うがいに使うために水で薄めても、通常、褐色のままである。しかし、麦茶でうがいする人もいるくらいだからと、麦茶の付いたコップを洗わずに使ったら、一気に紫色に変色してしまった。

麦茶はカゴメの六条麦茶で原料は六条大麦(国産100%)とだけ記載がある。うがい薬はイソジンの定番品で、原液100ミリリットル中にポピドンヨード7グラム(有効ヨウ素700ミリグラム)と記載がある。ポピドンヨードとはヨウ素の化合物である。

試しに、伊藤園のおーいお茶(緑茶)で同じことをしてみたが、色は変わらず、褐色のままである。

紫色なのでヨウ素(I2)でも遊離したのかなと考えて、なんで麦茶の成分で変色するのかと数分間、思案していたが、何も難しい話ではなかった。最も基本的な小学校理科レベルのことを忘れてしまっていたのであった。

ヨウ素液 + デンプン → 青紫色

である。

麦茶の原料の大麦にはデンプンが含まれている。イソジンで紫色に変わったのは、麦茶中にデンプンが溶けていたためと考えられるのであった。(イソジンはデンプンに対して、ヨウ素液と同様の作用をする)

先入観をもって難しく考えてしまうと、意外と基本的なことを忘れてしまいがちだなと思った。

|

« 2008年は「ドラえもん」でタイムマシンが発明された年 | トップページ | JR東日本が東京駅で「発電床」の実験 -実用性は・・・? »

コメント

数学と算数の話にも通ずる話題だと思いながら拝見しました。
 
小学校の算数で勉強する鶴亀算の方が通常の生活では役に立つ場面が多いように感じていますが、方程式やら微分積分の方が簡単だと思えてしまうことに似ていると感じました。数値的解析をするにしても、実社会では、研究所勤務でもなければ数式解析ツールでお茶を濁す場合が関の山であるので、暗算、精々今や死語の算盤の方が役に立ちます。算盤をやっていた人は算盤がなくても手を動かして想像しながら計算している風景がありましたが、今や、そんなことも無くなってしまったのかもしれず、残念に感じています。
 
今回のブログの記事で紹介された単純な実験も最近は、理科の授業で生徒は目にしていないのかと思うと、この現象を頭で検証できないことにもなるので、将来が心配されます。

投稿: たぁ坊 | 2008年1月11日 (金) 13時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/187788/17647179

この記事へのトラックバック一覧です: イソジンうがい薬(褐色)+麦茶→紫色の理由:

« 2008年は「ドラえもん」でタイムマシンが発明された年 | トップページ | JR東日本が東京駅で「発電床」の実験 -実用性は・・・? »