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2008年1月 4日 (金)

高速道路の珍しい電光表示 「三木東-三木小野間 歩行者有 注意」

元日の午前11時30分頃、山陽自動車道(高速道路)の下り車線を走行中のことだった。電光表示板に「三木東-三木小野間 歩行者有 注意」と見たことのない珍しい表示。歩行者はいったいどれくらいの人数で、どういう理由で、どこを歩いているのか。路側帯なのか、走行車線なのか、分離帯なのか。

これだけの表示ではどうしたらよいかわからない。高速道路を徐行するわけにも行かないので、気をつけながら、しばらく普通に走っていると、道路公団の黄色いパトロールカーが路側帯に止まっているのが目に入った。ちょうど係員が後方に向かって赤い大きな旗を振りはじめたところである。赤い旗は通常、止まれを意味するが、止まれと言っているのか、注意しろと言っているのか、これもまた意味が分からない。こんなところで止まれば、かなり高い確率で追突される。

注意しながら行くと、その200メートル程先の路側帯の左端をお正月らしい落ち着いた格好をした若い男女が二人、散歩でもするように寄り添って歩いていたのであった。サービスエリアからだいぶ距離があったが、この二人はいったいどこから紛れ込んだのか。荷物も少なかったから、あたかもデートの途中に紛れ込んだという感じであった。

ちなみに、私はまだ出くわしたことがないが、高速道路で逆走車がある場合に、電光表示板に「逆走車有 注意」と表示されるそうである。これには本当に出くわしたくない。大抵の場合、追い越し車線を逆送してくるので、追い越し車線を空けておけばよいのだろうが、知らずに追い越し車線で遭遇したときは恐怖である。

(財)交通事故総合分析センター(イタルダ)による提供資料「危険な高速道路の逆走事故」によれば、逆走車が事故を起こした場合に死亡事故になる割合(致死率)は約12%で、他の死傷事故の2%と比べて極めて高い数字になっている。ほとんどの場合、時速100キロ前後での正面衝突だから、当然だろう。

しかし、逆走車があると100%事故になるかというとそうではないらしい。逆走車認知件数(逆走事案)と逆走事故件数を比べてみると、だいたい逆走車の20~30台に1台の割合で事故を起こしている計算になる。

1982年の正月のことだったが、中学・高校時代に英語でお世話になった故横道先生が、姫路バイパスの追い越し車線で逆走車に遭遇したときの恐怖を、授業時間を1コマ使って語られていたことがあった。その後も折に触れ、「あのとき一回、死んだようなもんやった」と話されていたので、本当にすんでのところで、事故をかわされたらしかった。その逆走車も事故を起こしたとは新聞に載っていなかったので、事故を起こさないまま、帰還したのであろう。

高速道路で逆走車があって追い越し車線を空けておいた場合、追い越し車線を逆走する車と、走行車線を順走する車は時速100キロ前後ですれ違うことになる。この状態はもちろん危険であるが、自動車専用道路の対面通行で対向車と時速100キロ前後ですれ違うことはよくあることである。能登有料道路の七尾付近は片側一車線、中央分離帯もセンターポールもない対面通行でクルマの流れは時速90キロ前後になっている。潜在的には高速道路を逆走車が走っているのと同じくらい危険な状態である。そのせいか、よく事故が起こっている。センターポールもない状態では対向車線を、うっかり追い越し車線と誤認する人がいても不思議ではない。制限速度が60キロの国道でさえ中央分離帯が設置されているものが多いのに、よくあんな有料道路を設計したものだと思う。

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