« 2009年7月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年10月29日 (木)

白熱電球を長寿命タイプと普通タイプの両方に交換してみる

先日、リビングの60Wの白熱電球が切れた。白熱電球は切れるとき、一瞬異様に明るく輝いた後、ブチっと音を立てて暗くなる。滅多に目撃することはないのだが、夜に遭遇すると不気味で、不吉な感さえしてしまう。

我が家の食卓の上では、60Wの電球が2つ同時に点灯するようになっているのだが、もう一つもすぐに切れるだろうと考えて、2つ同時に交換することにした。

■ 長寿命タイプと普通タイプの寿命を調べてみる

Denkyu電気店に行くと、60Wの白熱電球は、定格寿命2000時間の普通タイプと、定格寿命4000時間の長寿命タイプの2種類があった。寿命4000時間のタイプは、2000時間のタイプより高いが2倍以下の価格である。4000時間の方を買う方が得なのは小学生でもわかるが、本当に2倍の寿命もつのか、不安である。

思案した結果、2つのうち、1つを寿命2000時間、もう一つを長寿命4000時間のタイプに交換して、本当に2倍の時間持つか確かめてみることにした。普通タイプ2個がダメになる間に、長寿命タイプ1個がダメになるはずである。このブログはそのメモの意味もある。家人にはアホなことせんと両方、長寿命タイプにすればええやんと言われたが・・・。

メモ(この部分は個人的な電球交換記録)
白熱電球交換日 2009年10月29日夜
 ・パナソニック長寿命ミニ電球60形LDS100V54WWL(定格寿命4000時間):北側→2010年4月14日に切れた(定格寿命よりだいぶ早い2010年4月14日のブログ参照)
 ・パナソニックミニクリプトン電球60形LDS100V54WWK(定格寿命2000時間):南側→2010年4月29日に切れた
2009年11月10日夜
 ・パナソニック100V1CT-L(5ワットのナツメ球、定格寿命8000時間):寝室→2010年5月20日に切れた(191日間、最大でも4584時間、これも定格寿命よりだいぶ早い)→2011年1月27日に切れた(また、だいぶ早い)
2009年12月10日夜(はじめてLED電球に交換)
 ・パナソニックLED電球LDA7L-A1(6.9W、450ルーメン、定格寿命40000時間):玄関南側 ※40000時間(少なくとも1667日)以内に切れたらクレーム対応すると販売店談、約4000円で購入。
2009年12月21日夜 
 ・東芝ネオボールZ電球型蛍光ランプEFD21ELMO(21ワット、100型、定格寿命8000時間、点滅寿命20000回):リビング北西外側。1380円で購入。
2009年12月30日昼
 ・東芝LED電球E-CORE LEL-AW6L/2(6.9W、380ルーメン、定格寿命40000時間):玄関南から2番目 ※約3900円で購入。パナソニック製は売り切れだった。
2010年2月
 ・東芝ネオボールZ電球型蛍光ランプEFD21ELMO(21ワット、100型、定格寿命8000時間、点滅寿命20000回):リビング南西外側。1380円で購入。
2010年3月28日
 ・パナソニックLED電球LDA7L-A1(6.9W、450ルーメン、定格寿命40000時間):トイレ ※約4000円で購入。
2010年4月8日
 ・シャープLED電球DL-L601L(7.5W、360ルーメン、定格寿命40000時間):洗面所 ※約3500円で購入。「寿命は光束が初期の70%に低下するまでの時間です。表示は設計寿命であり、製品の寿命を保証するものではありません。」とパッケージに自信なさげな記載あり。
2010年4月14日
・パナソニックミニクリプトン電球60形LDS100V54WWK(定格寿命2000時間):食卓北側→2010年11月27日に切れた。
2010年4月29日
・パナソニック長寿命ミニ電球60形LDS100V54WWL(定格寿命4000時間):食卓南側→2010年8月20日に切れた。定格寿命よりかなり早い。前の同一型番の電球も寿命より早く切れたので、パナソニックから代替品を送ってもらった。これはその代替品なのだが、再び通常タイプのものよりも、早く切れてしまった。パナソニックの長寿命タイプは、通常タイプよりも早くダメになることに関して再現性がある(n=2)。
2010年11月27日
・ナショナルミニクリプトン電球60形LDS11OV54WWK:食卓北側
2011年1月7日
・パナソニック長寿命ミニ電球60形LDS100V54WWL(定格寿命4000時間):食卓南側。2010年8月20日に使い始めた長寿命形電球は早くも1月7日に切れた。前の同一型番の電球も寿命より早く切れたので、パナソニックから代替品を送ってもらった。これはその代替品なのだが、再び通常タイプのものよりも、早く切れてしまった。パナソニックの長寿命タイプは、通常タイプよりも早くダメになることに関して再現性がある(n=3)。今回からパナソニックに苦情を言うのをやめ、通常タイプのもの(60形LDS11OV54WWK)を電器屋で買ってきて付け替えた。

いつ切れたかは、追って報告することにする。

■ 白熱電球の寿命は何で決まる?

ちなみに、白熱電球が切れる理由は、フィラメントに使っているタングステンが文字通り切れるからである。かの発明王エジソンが苦労したところであるが、フィラメントが切れにくい方が寿命が長い。フィラメントは高温になるので、使っている内に、タングステンが少しずつ気体に変化して、昇華していくことになる(蒸発といわないのは液体→気体でなく、固体→気体だから)。この昇華を抑える方が長寿命になる。

電球内を真空にするよりは、希ガスなどの不活性ガスを充てんしておく方が、昇華を抑えられるので、電球内部にはガスが充填されている。さらに、充填するガスは熱伝導率の小さい方が望ましい。希ガスは分子量の大きい方が、熱伝導率が小さいので、ヘリウムよりもネオンがよく、ネオンよりもアルゴンがよく、アルゴンよりクリプトンがよく、クリプトンよりキセノンがよいということになる。

で、上に述べた寿命が普通の2000時間タイプはクリプトンが充填されている「ミニクリプトン電球60形」、長寿命の4000時間タイプはパッケージには書いていないがキセノンが充てんされているようである。

これ以外に寿命に大きく影響するのは電圧である。家庭用電源は通常100ボルトであるが、いろいろな事情で108ボルトだとか、110ボルト近くの電圧が来ている場合もあって、そのときは寿命が定格よりかなり短くなる。以前住んでいたマンションがそうだったが、こんなときは100ボルト用でなく、110ボルト用の電球を買ってくると寿命が長くなる。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年12月 »